ふぇみえら

feminism era(フェミニズムの時代)略してふぇみえら!フェミニズムブログだよ!

とはいえ、日本て男女平等でしょ?まぁ、まずはこれを見てくだせーよ!

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こんにちは、ふぇみブロガーのもにかです。

フェミニズム!性差別をなくすぞ!とか言われても

「え?日本てそんなに性差別とかなくない?女性も働いてるし。」

とか思ってる人、結構いるんじゃないかなって思うんですよね!
でも、実はまっだまだでして。。

そこで今日は、日本の抱える問題の一部お見せできればな。と思っております!

 

それでは、はじまりはじまり~

 

日本はジェンダーギャップ指数111位

これ、ニュースとかでなんとなく知ってるっていう人もいると思うんですけど、各国の男女格差を測るジェンダーギャップ指数というものがありまして、2016年日本はなんとこれが144ヶ国中111位だったんですよ〜

 

この指数は、経済、教育、政治、保健の4つのデータを元に作成されているのですよ。

 

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で、こちらの表は指数を算出する元になっている各分野ごとのポイントを日本、世界の平均、ジェンダーギャップ指数ランキング1位のアイスランドで比較したものです。

健康(保健)、教育の分野は平均並くらいですかねぇ。まぁでも、健康は40位、教育は76位なのか...全然先進国じゃないじゃん!

 

で、さらに政治と経済参画にいたっては...

経済144ヶ国中118位ぃぃぃぃぃ!

政治144ヶ国中103位ぃいぃぃぃい!

 

えーーーー
やばすぎません?

 

もう1回言いますよー。


日本て全然先進国じゃないじゃん!

 

そうなんですよーー

 

日本は特に経済と政治の面での男女格差がほんとにえげつない状況なんです。
(ま、健康と保健も全然よかないんだけどね。)

 

ということで今回は、男女の賃金格差と女性の政治への参加の2点に絞って日本の抱える問題をみていきたいと思います!

 

女性の賃金は男性の73%

2016年の厚生労働省の調査によると日本の女性の賃金の平均は男性の賃金の平均の73%しかないんですって。

 

www.nikkei.com

上の記事の元になっている厚生労働省さんの元データはこちら↓なので興味ある方はご覧くださいませ〜
平成 28 年賃金構造基本統計調査の概況|厚生労働省

厚生労働省が22日発表した2016年の調査によると、フルタイムで働く女性の平均賃金は月額24万4600円と3年連続で最高となった。男性の賃金の73%となり、男女格差はこの20年で10ポイント縮まった。ただ欧州各国などと比べると格差はなお大きく、男女間の「同一賃金」の実現はまだ遠い。

 

男女の賃金格差が縮まってきたとはいえ、日本の水準は国際的にはまだ見劣りする。経済協力開発機構(OECD)の14年の調査では、日本の男女格差は加盟国の中で韓国、エストニアに次いで3番目に大きい。ベルギーやハンガリーの男女格差は数%しかなく、賃金面での日本の「女性活躍」は道半ばだ。

 

差ありすぎ〜ですよね。

この原因はいろいろ、ほんとにいろいろあるんですよ。
その中のひとつに女性の管理職が少ないっていうのもありますよね。

で、このデータよ。
「指導的地位」に占める女性の割合っていうデータを内閣府男女共同参画局さんが出してたんですけど。これ見てくらさいよ〜

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(内閣府男女共同参画局 「2020年30%」の目標の実現に向けて)


ひっく!!

例えばこれの中の『民間企業(100人以上)の課長相当職以上』っていうのが一般的な会社員での管理職の割合ってことになるんですけど、6.5%よ?!

どしたどした〜って感じですよねぇ〜

他にも男女の賃金格差の原因はイッパイアッテナ(ルドルフとイッパイアッテナって知ってます?懐かしくないですか?w)、産休育休がとれない/保育所が見つからないから辞めるしかない、でしかも子育ては女性がするものってなってる(女性自身そう思い込んでる人が多い)から女性は働けない/働きにくい、『女の子らしさ』の刷り込みによって補助的な職業にまわる人が多くなるとかとかね!!(息継ぎなしで読めるかな?レッツチャレンジ!!)
ひーいっぱい!

 

男はソト、女はウチ

詳しくはまた改めて別の記事で書こうと思うのですが、男女の賃金格差について
「え?別に男が働いて女が育てればよくない?それでうまくいってるならよくない?」
って人が女性でも男性でもいるんですけど。



私はこれは「ほんとにそれでいいのか?」って思うんですよ。


片方が全面的に経済的負担、片方が全面的に家事負担を担う。というスタイルはどーしてもリスクが高くなると思うんですよねー。

なぜなら、(社会保障が適用されないような場合)経済的な力がない人は社会において圧倒的に不利になってしまう場合が多いし、また逆に経済的負担を担っている人は精神的負担により心身の健康を崩すリスクがあるからです。

 

少なからず、自分1人が食っていける程度のお金はそれぞれが自分で稼いでおかないとあまりにもリスクが高いと思うんですよね。

 

ま、現在無職の私なんかに言われたくないでしょうけどねw


日本の女性議員割合は193ヶ国中163位

日本の国会議員の女性の割合はとっても少ないのです。

内閣府が出している資料によると..

国会議員に占める女性の割合は, 平成29年1月現在,衆議院9.3%(44人),参議院20.7%(50人)となっている。

(引用:男女共同参画白書(概要版) 平成29年版 | 内閣府男女共同参画局)

 

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(出典:男女共同参画白書(概要版) 平成29年版 | 内閣府男女共同参画局)

 

すっくな!

これは世界でも超超超!最低レベルなのです...

世界の国会議員が参加する列国議会同盟(本部ジュネーブ)は7日、2016年の各国議会の女性進出に関する報告書を発表した。193カ国中の順位で日本は163位。前年の156位から順位を落とした。主要7カ国(G7)では、ドイツ23位、カナダ62位、米国104位などで、日本は最下位だった。

(引用:東京新聞:女性議員割合 日本はG7最下位の163位 前年から低下:政治(TOKYO Web))

 

国会の場に女性が少ないと、どうしても女性のための政策などは優先されにくくなりますよね。

これを解決するひとつの方法として『クオータ制』というものがあります。
クオータ(quota)とは割当とか定員という意味で、議員の男女の割合を予め割り当てておくという制度です。例えば、それぞれの性別の割合が40%をきらないようにする。とかって感じで。

 

私がこの制度のことをずっとクオーター制だと思ってたのは内緒です。4分の1じゃあかんやないかっていうねw

 

あとがき

 今回は経済格差と女性の政治への不参加の2点についてざくーりと書いてみました。
この2点の問題というのはあらゆる性差別の根本的な原因であり、またそもそもそれ自体が性差別でもあるというとても大きな問題です。

 

男女間での経済格差がなくなり、女性が男性と対等に政治へ参加することができるようになれば解決する問題もたくさんあります。

 

とはいえ、それだけでは解決しないこともまっだまだあります。

 

いくつか箇条書きにしてみるか。

えっとね〜

・ジェンダーロール、性的役割/男らしさ女らしさ

・メディアでのジェンダーの扱い方

・結婚、家事、出産、子育、仕事 

・性犯罪/性暴力

・教育のあり方

・ピルの普及率の低さ(今度記事書くけど低容量ピルまじでめちゃめちゃいいから!人生変わっちゃうぜ〜w)

・女性を社会のサブキャラ(亜種)として扱うこと

とかかなー!
ここらへんについても今後どんどん書いていくからね〜

 

ということで、いかがでしたでしょうか?

 「あれ?結構っていうか、だいぶ日本遅れてね?」って思いました?

思いました?ですよね〜!(決めつけw)

 

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それではまたね〜