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【立憲民主党】「私はリベラルであり保守である」枝野さんの演説に胸が熱くなる

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こんにちは、ふぇみブロガーのもにかです。

今日の枝野さんの街頭演説みましたか?
いいこと言ってたんで、その部分を書き起こしてみました。


あくまで、これは一部の抜粋なのでまだ見てない人はぜひこの動画みてください。


枝野幸男 立憲民主党 街頭演説(2017.10.3)

 

書き起こしはこの動画の10:15-15:24あたりの部分です。
ぱぱーっと書き起こしたので、少々ミスはあるかもです。ご了承ください。

 

枝野さん街頭演説

格差が拡大すれば、社会が分断されます。社会が分断をされて、むしろ政治が対立を煽って、これで本当に日本の社会の未来はつくられるんでしょうか。

大きな政治の流れを変えていきましょう。

東日本大震災の時に絆という言葉が使われました。

分断をされていた社会があの未曾有の災害の中で、お互いに助けあおう。支え合おう。そうした絆がうまれたはずでした。

しかしこの5年の間にその絆はどんどんどんどん弱められている。

 

しかしその一方で安保法制をきっかけに、さすがにおかしいじゃないか。それまで政治にあまり関わりのなかった人たちが声をあげて、ネットワークを組んで、声をあげていただけるようになった。


この流れを止めてはいけない。


民主主義というのは、選挙で多数決で選んで、選ばれた議員が多数決で物を決める。これが民主主義だと思っているから間違えてるんです。

みんなで話し合って、できるだけみんなが納得できるように物を決めましょう。これが民主主義なんです。どうしても決められないときがあります。どうしても意見が食い違うときがあります。そのときに、ここまでみんなで話し合って、それでも一致しないならば、多数決で決めれば少数の意見の人も「仕方がないですね」納得ができる。その納得のプロセスが多数決なんです。


残念ながら今国会で多数をもっている人たちにこの民主主義の本質が分かっているでしょうか。選ばれたから勝手に決めていい。数をもっているから勝手に決めていい。こうした上からの民主主義は民主主義ではありません。


俺たちの声をきけ。俺たちの現場をみろ。そうした草の根からの民主主義こそが本当の民主主義である。

上からの民主主義に歯止めをかけて、草の根の民主主義を取り戻しましょう。


強い者をより強くして、格差を拡大しておきながら、いずれみなさんのところにいきますよ。トリクルダウン。滴り落ちますよ。上からの経済政策はもうやめましょう。

生活に困っている人たちが暮らしからそれを(~)押し上げることで社会全体を押し上げていきましょう。経済全体をおしあげていきましょう。

 

右か左かなんていうイデオロギーの時代じゃないんです。上からか草の根からか、これが21世紀の本当の対立軸なんです。

 

リベラル新党よくできたと期待をいただいてるんですけど。(ニコっ)
保守とリベラルがなんで対立するんですか。保守とリベラルは対立概念ではありません。だいたい、今の自民党が保守なんですか?1億総中流といわれて、世界一治安がいいといわれて、お隣近所、地域社会、お互い様に支えあっていた日本社会を壊してきたのは誰ですか。日本社会のよき伝統を壊している保守なんかあるはずがありません。

 

私は、人それぞれの多様な生き方を認めあう、困った人がいればそこに寄り添って支えていく。お互い様に支え合う社会。リベラルです。そのことによって、おそらくここのお集まりいただいている多くのみなさんが育ってきた時代、日本が輝いていたといわれていた時代の、あの1億総中流といわれていた時代の、社会がこんなにギスギスしていなかった時代の、みんなが安心して暮らせていた時代の日本社会を取り戻す。私はリベラルであり保守である。

 

あとがき

私は政治に詳しくはないので、あくまで個人的な感想になるんですけど。

まず、「右か左かではなく上からか草の根からか。」とか「保守とリベラルは対立軸ではない」とかっていうのは、たしかに。って感じだし、うまいなぁーと思いました。

でも特に派手なことを言っているわけではないんですよね。でも心にぐっとくる、とてもいい演説でした。私なんかは結構感動しました。

今まで少数派だからと弱い立場に立たされてきた人たちの胸をうったのではないでしょうか。

「もう日本の政治家には私たちの方を向いてくれる人はいないんじゃないか。」「日本ではもう私たちは自分らしく生きていけないんじゃないないか。」そんな絶望感。そんな中「リベラルです。」とはっきりと言ってくれたことが胸を熱くしました。

もしかしたら革命を目にすることができるかもしれないという高揚感さえ私は感じています。

とてもいい演説でした。感動した。
これからが楽しみ!!

それでは、またね〜