ふぇみえら

feminism era(フェミニズムの時代)略してふぇみえら!フェミニズムブログだよ!

今話題のコンビニエロ本どう思う?ふぇみブロガーもにかの考えはこれだー!

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こんにちは、ふぇみブロガーのもにかです。

さてさて。
ミニストップさんがやってくれましたねぇ〜

www3.nhk.or.jp

ミニストップさん、エロ本やめるってよー!
サンキュー!ミニストップーーー!!

ということで、もうみなさんお分かりでしょうが
私はコンビニエロ本の販売中止賛成派です。

今日は、なぜ私はコンビニにエロ本はない方がいいと考えるのかをお話していきます。

 

女性を性的消費することは堂々としていいことじゃない!

結論から言うと、私がコンビニにエロ本はない方がいいと考える最大の理由は、コンビニという日常の中でふらっと訪れる場所にエロ本があることで「日常的に女性は性的消費をしてもいいものなんだ」というメッセージを与えてしまう可能性があるからです。

コンビニというのは、エロのためだけの場所ではありませんよね。
「アイス欲しいな」と思ったら立ち寄る。「喉が乾いたな」と思ったら立ち寄る。
そんな、日常的な場所です。

そういう日常の場所に当たり前のように女性を性的に消費するエロ本が置いてある。そうすると、まるで女性を性的に消費することは日常のものであり、当たり前のものであり、堂々としていいものなんだ。というようなメッセージを与えてしまうと思うのです。

日常の中で「おーあの姉ちゃん、いいケツしてんなぁ〜」と心の中で思うとかそういう性的消費は勝手にしたらいいんですよ。

それぐらいなら、私もいい身体した好みの男性がいたら思ってますw「ふ〜きみきみ〜いい広背筋だね〜」って思ってます。はい。
(後述するけど、「anan」とかの表紙の性的消費はたぶんこういう感じなんだよね。)

というか、極端に言えば本当に心の中だけならいくらでも勝手にどうぞ。

でも、どう考えたってコンビニに置いてるエロ本の性的消費の性質ってそういうものじゃないでしょ。表紙まで「バリバリエロ本ですー!女を性的に消費しますー!!」感満載なわけで、全然心の中だけに留められてないじゃん。

 

表紙のエロ度を抑えればOK?

じゃあ、表紙のエロ度を抑えればいいんじゃないのか。って思いますよね。
私も書いててそう思ってたところです。

そうねぇ。表紙のエロ度を(かなり)抑えるプラス立ち読みできないように(あと後述する表現内容の精査も併せて!)したら売ってもいいんじゃないかな!ノーモア立ち読み!

だってさ、具体的に想像したときに結局その場で立ち読みできちゃうとさ、コンビニのその場でこう過激なページをばーんと開いてたりする人がいるわけでしょ。
それ、バンバン日常的な場で堂々と「女を性的に消費」しちゃってるじゃん。

なので、どーーーーしてもコンビニさん達があのレベルのエロ本を売り続けたいならメーカーさんに表紙を大きく変更してもらうか、表紙を見えなくして、なおかつ縛るなりなんなりして立ち読みできないようにしましょー!
私はそれが必須だと思いまーす!

 

『anan』はいいのか!!

この件についてツイッターでいろいろ見てると「コンビニエロ本だめ!」って言われむかついたんでしょうね。「『anan』だってこーーんなエロいののせちゃってるぞ!!!だめじゃないか!!」っていう反論をみたんですけど。

たしか『anan』って表紙ではそういうのちゃんと隠してるよね?上裸のセクシーイケメンがこっちをエロい目で見てるとかその程度だよね。

ちゃんと見たことないのでここは推測になっちゃうのですが、おそらく中身だって今問題になってるみたいなエロ本のような過激なものではないでしょう?もし、そうなんだとしたらそれは立ち読みできないようにするとかしたらいいと思う。

 

そもそもそれエロじゃなくて性暴力だからね。犯罪だからね。


そう。内容やばくない?
これは、AVにも言えることなんですけど「レイプ」「痴漢」「盗撮」「強制中出し」とか普通に書いてあるじゃないですか。ジャンルとしてあるじゃないですか。
いやいや、それ犯罪だから。

「中出し」とかも避妊をしないセックス推奨するのってかなり危険なことでしょう?それで妊娠するのは誰?女でしょう?ふざけんじゃねーよ。

あと「JKもの」とかも当たり前にあるよね。実際にJKじゃないとしても、JKという属性を性的消費することは当たり前のことだぜ!ってそれでいいの?って思うんですよ。
子供を性的な対象にすることを肯定するような社会でいいんですかと!(ということで、子供を描いたエロ漫画、エロアニメも私は反対)

だから、エロ本をコンビニに置く置かないの議論とは別にAVなどを含めたエロ全般の内容、倫理基準についての議論も必要だと私は思います。しかもかなり急務。

もちろんこれは、表紙にのせなければいい、はっきりと文字で書かなければいいっていう話じゃない。なぜなら、それが当たり前のこととして社会にあるという点が問題だから。
それらは犯罪であったり、望まない妊娠の危険がある行為を肯定するようなメッセージになりうる。そういうものが当たり前にエロ本やAVなんかに登場すれば「あぁ、痴漢やレイプは性的に消費していいことなんだな。」と思い込んでしまっても仕方ないんじゃないだろうか。

 

性暴力を軽視する文化への責任

日本では、会社や接客の場での"おさわり"や痴漢やレイプがかなり軽く扱われている。その原因には、それらのニュースをまともにとりあげない、なんならバカな司会者とその取り巻きたちが事件を茶化したり、被害者側にも落ち度があったなんていうこともある、そんなメディアのあり方というのはかなりあるだろう。その責任は重い。

あとは、性教育の不十分さ。これもある。かなり遅れてる。

これに加えて、AVやエロ本などのエロコンテンツのあり方というのもひとつの原因だと私は思う。

「痴漢をされているうちに感じてきて...」「レイプなのにこんなに感じちゃうなんて..」
そんなものが当たり前に社会に存在してたら「あぁ、そういうものなのかな」と思い込んでしまったり、軽く扱ったり、ネタにしたりとなってしまっても仕方ないでしょうと思う。

「痴漢もの」「レイプもの」「盗撮もの」という性暴力を性的コンテンツとして消費することを当たり前のこととする。これはかなり問題だと私は思う。

性暴力とエロは全く違います。
性暴力表現満載のエロ本、AVの表現については今後議論と大幅な改善が必須です。

 

あとがき

ということで、まとめますとー
コンビニでエロ本を販売することには反対です!
そして、今後エロ本はもちろんAVなどをはじめとしたエロコンテンツはその表現内容について議論と改善が必須です!

というのが私の意見でございます!

最後にもう一度、サンキューミニストップ!!ハロハロ買いにいくぜー!
あ、あと他のコンビニさん。よろしくね!

それでは、またねー