ふぇみえら

feminism era(フェミニズムの時代)略してふぇみえら!フェミニズムブログだよ!

私が性差別をなくすための活動をするに至ったきっかけと経緯

こんにちは、もにかです。

最近、なぜ性差別や性暴力についての活動をやっているのか。その理由について尋ねられることが増えた。
改めて、書き留めておきたいと思う。

 

まず、活動を始めたきっかけ・経緯について。
私が活動を始めたのはだいたい2017年1月頃からだったかと思う。この『ふぇみえら』とは別のブログで発信を始めた。そして、顔も名前も出して「フェミニスト」としてそれまでよりも本格的に活動をし始めたのが2017年8月。
ここに至るまでの経緯をざっとお話してみたいと思う。

私は小学校低学年くらいから中学の途中まで「男の子になりたい」と思っていた。プーマやアディダスやバッドボーイ(ナツいw)なんかの服を着て、セミとりをして(今はもう触れないwセミの裏側とかもう...)走り回っていた。

胸が大きくなり始めたとき、本当に嫌だった。ブラジャーをつけることをしばらく拒んでいたし、夜うつ伏せで寝ることで「なんとかつぶれてくれないか」と必死だった。でも、私の胸はもちろんつぶれることなく、どんどんと存在感を増していった。

私の中学の制服は吊りスカートだった。サスペンダー的な部分が胸を強調するようで、いつも気にしていた。すごく嫌だった。

初めての生理がきたときは絶望だった。オシメの様なナプキンがつけられたパンツを目の当たりにして「気持ち悪い」と思った。今でもそのときのことは覚えていて、なんだかすごく恥ずかしくて、今でも少し嫌な気持ちになってしまう。

そんな風に私は、自分に与えられた「女性」という性別・身体に長年うまくフィットできずにいた。
中学の途中辺りからその感覚は少しずつ薄れていったが、それでも小さな違和感はつきまとった。とはいえ、部活・遊び・仕事に忙しく、あまり深くそれらのことについて考えることはなかった。

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(中学のときの私)


そして時は流れ、社会人3年目に差し掛かったとき私は会社を辞めた。仕事の忙しさなどから心の具合を崩しての退職だった。私は実家に戻った。

退職からしばらく経って、時間にも心にも余裕ができてきたある日のことだった。私はある記事とたまたま遭遇した。

それがこの記事だった。

www.huffingtonpost.jp

私はスマホの画面から目を離すことができず、涙をこらえることができなかった。あまりにも衝撃的だった。

「こんなのひどすぎる」
「こんなのおかしい」

そんな思いが心に渦巻いた。
その日から、今までは気がつかなかった"女性が女性であるから巻き込まれてしまう事件"やテレビ番組の中の性差別に意識が向くように。

「あれ?これもだ」
「あれ?この発言おかしくない?」

そんな疑問が頭にどんどん浮かぶようになっていった。それと共に、昔強く感じていた"女性であること""女性であることを押し付けられること"への違和感も思い出すように。

「なにかがおかしい。このままじゃいけない」
「まだ何か分からないけど、何かを変えたい」

私が発信することで何か変えられるかもしれない。そう思った私はツイッターやブログでの発信を始めたのだった。


というのが、私が活動を始めるに至ったきっかけと経緯ですです。
さてさて、いかがでしたでしょうか。

ちなみにこのお話は、こちらのツイキャスでもしてますので音声で聞きたい方はぜひこちらからどうぞ!

twitcasting.tv